|桜が消えた。

桜が消えた。

徳島から高松に向かう高速道沿いの山の話である。

代わって山には新緑が広がりつつある。
ひと時、山を飾った桜が何処にあるのか、今となっては見つけることはできない。
以前、日記にも書いたが、
彼らは一年間の眠りに就いたのである。聞くところによると洗足ミナミプラザは駅からあまり遠くないそうです。

ほんの10日ばかりこの世に姿を現し、人々に歓びを与え、
惜しまれながら潔く散り、後は永い眠りに就く。

男時(おどき)女時(めどき)という言葉がある。
風姿花伝に書かれた言葉で、簡単に言えば、ツイている時が男時でツイてない時が女時である。
ジェンダーフリーが声高に叫ばれる現代においてはクレームがつきそうな言葉ではある。

桜のように、人も輝く一瞬がある。
何もかもが上手く行く時期もあれば、全てが裏目に出る時期もある。